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1999年5月31日 後楽園ホール  FMW


 最近忙しいので、きちんとした観戦記を書く時間もありません。注目の後楽 園大会ですが、簡単な感想だけで、勘弁してください。
 試合開始ぎりぎりにホール1Fへ行くと、なんと指定席は完売。やむをえず、 立ち見を買う。ところが立ち見も2重3重の人垣じゃないか。見る場所を探し 回っていると、全日ファンのYASUさんに出会ったので、一緒に観戦する。
 リング上には冬木と荒井社長。リストラ選手の発表。田中将斗だとのこと。 ただし、シングル、タッグを問わず一回でも負けたら、という条件付き。とこ ろが、これに期限はないということで、非常に厳しいのだ。当然、正規軍は黙 ってられないわけで、リッキーが荒井社長に詰め寄るも、荒井社長は「あなた は単なる1契約選手です。口を出す権利はありません。その眼はなんですか。 冬木選手に謝ってください。あ・や・ま・れ」とゴキゲンな返事。掴みかかっ たリッキーを冬木が叩きのめし、なんと荒井社長もリッキーを後ろ足で蹴りつ ける! なんかハイヒールを履いたお姉ちゃんみたいな素敵な蹴りだったわ。 これを見て、WWFだとかマクマホンだとか、わかりきったことをさも知った 風な口で言う奴は、見えてないよねえ。荒井社長のキャラクターがやるから、 面白いんでしょうが。ぜひ、このネタを日本テイストで盛り上げていったもら いたいものです。


第1試合 山崎直彦 VS フライングキッド市原

 山崎、ついに市原越えを果たす。2度目のラ・マヒストラルに来た市原を逆 に丸め込んで。大きな歓声がホールに響きました。


第2試合 佐々木嘉則 VS 南条隼人

 佐々木も南条超え。一度は腕ひしぎに切り替えされたのど輪をきっちりと決 めて、南条をフォール。若手2人が揃って先輩を超えたのは、FMWの新しい 出発にふさわしい新鮮なスタートでした。

一度は切り替えされるもこれでフィニッシュ


第3試合 リッキー・フジ VS スーパー・レザー

 今日はいつもよりいっぱい水を撒きました。レザーのトゥームストンパイル ドライバーに負けたリッキーは、ゴングを持ち出して、テンカウント。オーエ ン・ハート追悼ということだったようです。試合はだいたい、いつも通りと言 えば、充分わかるでしょう。

時々、リッキーは意味不明なことをします首が危ない!


セミファイナル 邪道、外道 VS ジ・アルマゲドン

 ややダメ。攻められっぱなしの邪外が最後だけ大技1発で勝つというのは良 いとしても、そのフィニッシュとなった邪道のスパインバスターに説得力がな かったので、本当にダメダメになってしまった。邪道、相変わらずうまいプロ レスと手抜きを勘違いしているというか。正直な気持、私がリストラしたいの は、こいつ(邪道)です。

長々と場外戦また新たなムーヴを披露チョークスラムに危うし


メインイベント
ハヤブサ冬木弘道
田中将斗ミスター雁之助
黒田哲広VS中川浩二
大矢剛功金村ゆきひろ
保坂秀樹非道

TNRの入場時、客席の沸き様は凄かったがスーツで試合をした冬木非道、頑張ってました

 今日はとにかくメイン。客席はすさまじい沸き様だった。ほとんどの観客は 正規軍寄りで、ハヤブサや田中が技を決めるたびにどおーという歓声が起こる。 最初の敗者はスーツ姿で登場した冬木。黒田の腕固め+マイクアジテーション 「ギブアップしろー」に素直にギブアップ。やはりまだ肩がダメなようでした が、私もギブアップしてしまいそうでした。ちなみに、その間、黒田のマイクのコードをしっかり繋い でいた大矢も影の功労者でしょう。中川は田中と場外乱闘中、急所攻撃をためらったばかりに、ローリングエルボーで押さえ込まれてしまう。保坂も大活躍。というか、保坂 って大技は綺麗な選手なのだ。奴の問題は試合を組み立てられないということ で。こういう形式では、保坂もボロが出なかった。場外の机に金村をトゥーム ストンパイルドライバーの体勢で叩き落として、場外KO。残るはあと2人。
 雁之助はハヤブサの急所を後ろ蹴りで狙うもかわされ、掌打にふらふら。し かし、前からハヤブサの急所を蹴り上げ、新ルール適用で、即反則負けに。ハ ヤブサ、けっこう痛そう。最期の一人は非道。大矢にバックドロップで投げら れ、黒田のダイビングエルボー、田中のスーパーフライ、保坂のビルディング ボムと、立て続けに食らうひどい目にあっていた。最後はハヤブサのファイヤ ーバードスプラッシュで、沈没。正規軍、5−0で完勝。
「お前、負けてばかりで恥ずかしくないのか」という田中の言葉によるイジメ には、「わいは日本一負けっぷりの良いレスラーや!」と開き直る非道。冬木 が再び現れ、マイクを握る。
「勝って嬉しいか。次の後楽園の予告編をここでやる。客の一番望むカード をやる。次の重大ニュースの標的はお前だ! ハヤブサ」
 一方、ハヤブサは「冬木、好きなようにやれ。田中、俺達のFMWを一緒に取り戻そう」 田中と黒田に握手を求めると、2人はしばらくためらってから、握手。客席は またも大きく沸き上がった。

雁之助クラッチケブラーダも妙に沸いていたフィニッシュのファイヤーバード


 なんか客層がいつもと違ったような。いつもと同じ技、同じ攻防が新鮮なよう で、妙に反応が良いというか。メインはドライヴ感ある試合で、こういうスト リートファイトスタイルもたまにはいいですかね。
 試合後は皆さんと水道橋の居酒屋の2階で飲んだのですが、2階のトイレで ゲロ吐いてるバカがいて、やむを得ず1階のトイレに行くと、なんと顔を真っ 赤にしたハヤブサが1階のテーブル席に。数人でハヤブサコールやると、こっ ちに向かって、手を振ってくれました。いや、私らも酔っていたものですから。


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