1999年3月21日 アクトシティ浜松 FMW
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| アクトシティ浜松 実際の会場はこのビルの横にある |
第1試合 山崎直彦 VS 佐々木嘉則
フライングクロスチョップ、マーズアタックなどで奮闘した山崎。佐々木の パワーを生かした突っ張りやダブルアームスープレックスに苦しむも、逆さ押さ え込みや首固めなど丸め込み技連発で抵抗を見せる。最後は佐々木の豪快すぎ るのど輪落としから胴締めスリーパーでギブアップ負け。しかし、山崎の体は 本当に大きくなった。デビューして約1年ながら、レスラーを名乗っていささ かも恥ずかしくない見事な体つきである。
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| マーズアタック | 説得力充分な佐々木ののど輪落とし |
第2試合 リッキー・フジ、フライングキッド市原 VS 中川浩二、外道
ロックンロールコールを叫ぶ謎の男性が出現。後楽園のローカルルール、デ ィレクティービーを通じ、確実に全国へ伝播中である。試合はリッキーと中川 のカミカゼ合戦の後、地方だと張り切る市原がケブラーダやムーンサルト、さ らには珍しいジャーマンまで繰り出して中川組を追いつめたものの、外道のス ーパーフライから中川のジャーマンでピンフォール負け。引き上げる市原に 「アミーゴ!」と叫んだところ、こっちを見て微笑んでくれました。
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| よくわからない攻撃。痛そうだけど | 勢いよく舞った市原 |
第3試合 黒田鉄広 VS スーパー・レザー
黒田の入場時、俺が左腕を指さす例のポーズで黒田を迎えると、「よし、ま
かせろ」とばかりに頷いてくれる黒田。期待に違わず、試合前からガンガンに
ポージングを決める。左腕誇示に加え、腰まで落とした新ポーズを披露。黒田
に熱狂的な声援を送っていると、レザーの睨みが入る。ウガーのポーズで応え
ると、うんうんと頷いて、納得していただけたようだ。
試合はもちろん派手な場外乱闘。レザーの首をお客さんの傘で締める黒田。
全力疾走ラリアットも鉄柱の前で決める。タイミングからして、間違いなく鉄
柱自爆だと思っていたのだが…。ちなみに本日は綺麗な会場なので、いつもの
水撒きはなし。リングに戻ると、黒田がラリアット1発でレザーを簡単にフォ
ール。3分くらいかな? 試合後も再三こっちに向かってポージングの黒田。
ここまで開き直られると、拍手しかないです。
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| さすが決まっています | 地方興行の空気ですね |
第4試合 田中将斗 VS 保坂秀樹
初っぱなから場外戦。リングに戻っては、保坂が田中の右腕を攻める。田中
はパワースラムで切り返し、「大変お待たせしました。行きますよ〜!」と振
ってからの弾丸エルボー、ラリアット。さらにスウィングDDT、ミサイルキ
ックと畳み掛け、保坂の雪崩式フランケンシュタイナーを受けるも、コーナー
に登った保坂を最上段からの雪崩式ブレーンバスターに切って取る。ダイビン
グボディプレス、ショットガン。保坂もスパインバスター、ビルディングボム
2発を返したが、トンファーを持ち出したところを田中の弾丸グレネードに抱
え上げられ、「行きますよ〜」と叫んでからのダイヤモンドダストでピンフォ
ール負け。
田中、ちょっと喋り過ぎ。これじゃ、黒田どころじゃない。あと、弾丸グレ
ネードをかけられる最中も片手にトンファーを握りしめたままの保坂の姿はな
かなか健気というかお茶目というか。攻めの最中にしばしば間が空いて、試合
がぬるくなってしまうのが保坂の抱える問題のひとつというとこか。
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| 腕を狙われた田中 | 弾丸エルボー炸裂! | ダイヤモンドダスト |
セミファイナル 金村ゆきひろ、非道 VS ミスター雁之助、大矢剛功
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| 場外戦で倒れた金村。あどけない寝顔 | この技はいい! 豪快な腕折り |
今なお、入場時にはブリーフダンスを踊る金村と非道。一方、雁之助のテー
マで入場した雁之助、大矢組。しかし、コールは大矢が後。雁之助が代表だけ
ど、2人の格は同じくらいだよってことか。
大矢の腰を狙った金村組。金村が大矢を逆エビに取れば、非道がエプロンか
ら足で金村の体を押すフォロー。非道が逆片エビを決めれば、金村が非道の体
を引っ張り、大矢の腰に負担をかける。しかし、非道は場外戦で流血させられ、
その後は左腕を攻められる一方的な展開に。雁之助のランニングアームブリー
カー、大矢の脇固めに苦しめられる非道。非道はパイルドライバー、ムーンサ
ルト、トータルダンジレンジャー、金村との合体パイルドライバーと大技で大
矢に反撃するも、大矢のバックドロップで逆転。大矢の卍固め、雁之助のラリ
アットと大矢のバックドロップの合体技(懐かしい!)、大矢のグランドコブ
ラ、延髄斬りと一方的に食らい続けた非道。粘ったものの、最後は大矢のバッ
クドロップでピン。雁之助組の順当な勝利。
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| W★INGの2人が攻める場面もあったが | ジャンボ鶴田に匹敵する美しいバックドロップ |
メインイベント ハヤブサ、冬木弘道 VS ジ・アルマゲドン
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| ちょっと中途半端ですね。 強豪かダメ外人かはっきりしてください | 奇襲をかけたアルマゲドン | パワーではかなわない |
初期の頃は毎シリーズ新たな外人選手を呼んで、我々を楽しませてくれたF
MW。日本人選手の充実と試合内容重視の傾向に伴って、最近は未知の強豪が
さっぱり呼ばれなくなった。外人エースのグラジエーターも負傷によって来日
が遠ざかり、いつの間にかFMWも日本人だけで回すプロレスとなっていた感
があったところに、突然やってきたジ・アルマゲドン。邪道のブッキングだと
かいうことだが、ヒット中の映画のタイトルをそのまま持ってきたチーム名か
らして、一部のファンから大きな期待を受ける存在だったのだが。
見た目からして、ヘッドハンターズ系。WWFでは、ヘッドシュリンカーズ
として活躍していた人たちのようなので、キャラがかぶるのは仕方ない。邦訳
すれば、同じ首狩り族。すごいステレオタイプというか、こういうのは民族差
別ではないのか?(笑)「ちびくろサンボ」どころの話ではないような気がす
るが。ともかく、ヘッドハンターズを切っておいて、この人達を呼ぶ考えはよ
くわからない。ヘッドハンターズに未練でもあるのか。
ハヤブサのテーマ曲で入場のハヤブサ組。しかし、コールは冬木が後。平岩
リングアナが「冬木〜」まで言ったところで、奇襲を仕掛けたアルマゲドン。
パワーはすさまじく、ハヤブサを持ち上げては、軽く放り捨てる。ハヤブサは
鮮やかなフランケンシュタイナーで巨体を放り投げ、場外に逃れたアルマゲド
ンのどっちかに向かって飛ぼうとするが、アルマゲドンが逃げるとロープを使
ったバック転を披露。怒ったアルマゲドンがリング内に投げ入れたイスに座っ
て挑発するハヤブサ。この辺はちょっとありきたりというか、鼻につくような
気がするね。個人的に。
2号との力比べで圧倒されてしまうハヤブサだが、腕を取ってのソバットで
逆襲。代わった冬木はチョップ乱打から、1号と2号の頭を鉢合わせにするが、
逆に2人同時の頭突きを受けてしまう。この展開はSWSの旗揚げ戦でも見た
ような気がするな。あの時も冬木はサモア系タッグチームと戦っていたのだ。
ま、そんなことはいいとして、なおも捕まるハヤブサ。相手が日本向けのスタ
イルとは言い難い選手なだけにハヤブサも冬木も実にやりにくそう。技をかけ
るタイミングに迷っているように見える。ハヤブサはコーナーからのダイビン
グ手刀で挽回し、ケブラーダから、トペ・アトミコ→ブファドーラへ。さらに
ダイビングニールキックで1号の首を刈るが、2人合体のフェースクラッシャ
ーでピンチに。
しかし、ここぞという時の掌打で流れを変えたハヤブサは冬木のラリアット
を呼び込み、最後は冬木が押さえた2号にハヤブサがファイヤーバードスプラ
ッシュを見舞って、やや強引な勝利。消化不良な感は否めなかった。すぐさま
飛び込んできた雁之助と大矢。大乱闘の後、ハヤブサがマイクを握った。「雁
之助。優勝するのは俺と冬木さんのチームだ。俺達は絶対にお前達には負けな
い!」冬木に促されて、ハヤブサはバック転披露で幕。
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| ならば、飛び道具で勝負 | フィニッシュのファイヤーバード | すぐさま雁之助と大矢が乱入 |
正直なところハズレ興行だが、マニアの自分としてはいつもとは違った感じ
のメインを見られただけで満足。初見となるハヤブサ、冬木組にアルマゲドン、
さらには一皮むけた(?)黒田と、見どころは多かった。
試合後、浜松ということで鰻を食べ、静岡でSPWFを観戦していた池Jさ
んを拾って、山中湖に宿泊。この季節に雪に悩まされるとは思いませんでした。
雪は大好きだけどね。山中湖と言えば、雪。とても個人的に。